こんにちは
毎日あっという間に過ぎますね
医療界は 秋は結構忙しい(学会やセミナーなどで)ことが多いです。
秋晴れのなか 会場にカンヅメ・・・
でも、そこで新しい勉強をして 刺激を受けることがとても楽しいです。
さて 最近自分の展望として「産後うつ」にしようと思いましたが
内科である以上 なかなか浸透しないみたいで・・・
しかも正確に言うと 私は産後の特定の期間におこる 精神不安定だけでなく
「月経~ 産前~ 産後~~」に起こる不定愁訴をなんとかしたいと・・・
「女性の栄養偏り うつ」とでもいいましょうか。
でも 私は 内科ですが
データや お腹・瘀血などをみて 栄養で・・・
本当に 時間や根気はいるかもしれませんが
絶望からの回復にぜひ 役立ってほしいと本当に思います。
産後うつですら 世間では認知度低いみたいで
無理ですかね・・・広めるの・・・
この前とある海外の マタニティーブルーの本を読みました。
女性であれば 階級も元の性格も関係なく平等に襲う 「産後のうつ」。
とある どこかの 女王様にも起こり
普通の医師でも 誰でも起こります
もちろん起こさない人もいます。
そのなかで 「このものすごいホルモンの変化に対し
何も起こさない女性の精神力は 奇跡である」
と載っていました。
女性は強い とよく言われますから
今までは起こさない(ように見えた)方のほうが多いし
結構頑張れてしまう方も多いのでしょうね。
私は、自己弁護するつもりもありませんが
どうみても そんなに偏食もないし そんなに弱虫でもないのに
なんで 自分はこんな体力無くなっちゃったの?
ということが一番疑問でした。
でも最初はその疑問を追いかけていましたが
いろんな方とお会いしていろんな症例をみて
最近、結論が出ました。
今の段階では「どうして?」と思うより
実際低くなっている部分を補うほうがベター。
なぜなら、今のこの社会に生きていて
ならないようにするほうが難しいから。
その本にもあるように 些細なことでも いろんなことが 重なって
たまたま発症すること。
なんで、なんで、と思っても治るわけではない。
だから、自分は責めないこと。
原因も、「これは体に悪い」ことだけをやめて
あとは ある程度適当にリラックスすること。
私は内科であるので
女性ホルモン検査を今までは統計取っておりませんでしたが
せめて 患者さんや 知り合い、スタッフなどの協力を得られれば
普通に行われている採血と 精神 の統計をいつか出したいです。
コレステロール。AST/ALT。LDH。ALP。フェリチン。尿酸値。血糖値。。。。
などなど。
そして
最近、よく聞かれるのは「治療では 何を飲むのですか?」ということです。
それはずばり、ビタミンBやヘム鉄やカルシウムマグネシウム、EPAなどです。
ぜひ・・・ぜひ・・・・・・・絶望する前に、試してほしいです。
余談ですが
Bとくにナイアシン(B3)・・・
二日酔いに効きますよ。っていうか
二日酔いにならなくなりますよ・・・
そこまで 飲まずにいられますよ?
そのうち お酒と栄養も ご報告いたしますね。
おまけ:低血糖症になってしまった方へ。
糖質の制限というと 甘い物の制限を実行される方は多いですが
どうしても 「しょっぱいお菓子」は 別物と思っている方も・・・
夜のおせんべいは 結構悪化します。
控えたほうが よろしいでしょう。