こんにちは。
先日、とある医療関係者の方に
「理絵先生は、自費診療だから美容系なんだと思ってました」と言われました。
いえ、内科です。
でも、内科疾患と肌のトラブルはセットのことが多いです。
ですので皮膚、美容のことも色々経験してきました。
自分も美容に興味ないわけではないので、肌の調子を整えるには何の栄養を摂るか考えています。
美容に必要なのは、内臓のケア。
食事や睡眠や胃腸のケアが必要でそして、メンタル(心=脳)も必ず伴っています。
私も以前すごくストレスで辛い時には、唇ががさがさとか、身体に原因不明のじんましんが多発して
困っていました。
ものすごい肌荒れがあるけれど、胃の調子も良くて便通もばっちり、悩みもなく良く寝れて快適です、
ということもあまりないですし
すっごいストレスと胃の痛みと下痢があるけれど、肌がつやつやということも少ないです。
つまり、ストレスフルで胃腸のトラブルがある症例には、
肌のトラブルとじんましんもみられることが多いということです。
胃の治療には、胃の消化対策、腸のケアをおこないつつメンタルの改善をおこないます。
メンタル=心=脳のケアですので、アミノ酸やDHA、ビタミンや亜鉛などを摂取していただいて脳のストレス対策をすると、これらの栄養がこれまたすべて皮膚に必要な栄養ですので、お肌も改善されていくのです。
※脳の疲労、自律神経トラブル、胃腸の症状、肌荒れ すべてに「腸ケア=整腸剤」が必要な理由です※
ストレスによる不安や疲労の治療をしていたら
お肌の調子が整ってきた、というのも良くあることなのです。
自分はまさにこれでした。
とにかく疲労と、ゆううつがとれる栄養の治療を勉強して実践するうちに
少しづつ皮膚のかゆみやトラブルが薄れていく。。。
その逆もしかり。
お肌のシミが気になって治療していたら、心(脳=気分)が整うことって
おそらく、病院に通院していなくても、皆さん経験したことあると思うのです。
食事に気を付けてお通じが良いと、次の日の朝に鏡を見たときに
なんか、顔色がいい!とか、お化粧のノリがいい!とか。ついでに、なんか気持ちも良いから今日も頑張れる!とか。
身体はつながっていますから。
今都内を中心に若者に人気?な白玉点滴と呼ばれている(すごいネーミング)美白に使う薬剤は
私たち内科医は古くから(父が外来をやっていたころから)肝臓の解毒やじんましん、自家中毒やつわりのひどい時という目的で使ったものです。疲労回復にもお勧めしています。
ビタミンCも、皮膚のためにというイメージが多いかもしれませんが
内科的には疲労対策、副腎のケアのために使用します。
疲労予防と肌の関係をぜひ多くの方に知っていただけたらと願っています。
長々書きましたが
まず迷ったら、美容には腸内環境を整えて
そして具たくさんのスープを飲んで(アミノ酸やビタミンミネラルの補給)
よく眠ることを基本にしてみましょう。
さらに余力があれば、良いあぶらをかけるとか
ミネラルをどう摂取するかetcやれることはいろいろありますので。
ではまた。
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