こんにちは。
暑かったり寒かったりすると体調を崩しやすくなりますが
いかがお過ごしですか。
温度や湿度に対応できないのも、自律神経が深く関係しています。
栄養状態や睡眠不足などがあると、自律神経が調子を崩すので
気候の変化にすらついていけなくなるのです。
更年期は特に・・・
復習になりますが、更年期は卵巣ホルモン(女性ホルモンであるエストロゲン、プロゲステロン)が年齢的に機能低下する時期です。
月経(生理)が不規則になり、やがてこなくなります。
卵巣ホルモン(女性ホルモン)は女性らしさを保つ有能な働きをしています。
そのホルモンが出なくなる(有能な社員さんがやめてしまう)と・・・月経の停止、妊娠しなくなる、潤いが減り、骨が弱くなり、若々しさが減ります。
卵巣ホルモン社員さんは、どんなに社長さんが引き留めたとしても辞めていきます。
そして・・・
社長さんである脳細胞があわてふためくと・・・イライラ、不眠、ゆううつ、無気力、物忘れなど。
秘書さんのような?自律神経も影響されて、全身に誤作動をしかけます→ホットフラッシュ、めまい、動悸、息苦しさ、便秘や下痢、トイレがまめ、むくみ、痩せにくい(太る)など。
こういう状態になりやすいです。
じゃあどうするか。
卵巣(女性)ホルモンの代わりに働く物質の補充や、症状を抑えるための工夫をしてはいかがでしょうか。
・ホルモン剤については様々な意見があるので、割愛します。
・大豆イソフラボン、エクエル®、ピクノジェノール、漢方などもお勧めすることも
・基本的な栄養素(たんぱく質、良質な脂質、適度な糖、ビタミン群すべて、ミネラルも豊富に)
卵巣のサポーターが副腎ですので
副腎の栄養源になる脂質、蛋白質、マグネシウムや亜鉛などのミネラル、ビタミンABCDE
どれも甲乙つけがたしです。
脳細胞・自律神経も栄養を必要としていますので、あらためて栄養状態を見直すと良いでしょう。
脳も自律神経も休息と癒しが大切ですので
・とにかく睡眠時間を確保する 7-8時間
・ヨガやストレッチ、呼吸
・笑い
こういうことが基本なのです。
逆に言えばこういうことがストレス過多でできない場合に、更年期症状が悪化するケースもあるのです。
良く寝て、食べて、ほがらかに暮らしていると更年期症状は軽くなるとも言えます。
(なんでも例外はありますが・・・)
RIEクリニックでおすすめしている治療&対策をまとめますと
身体に良い食事をとる
・おだし(スープ)をこまめに飲む
・良いあぶら(亜麻仁油とか、えごま油、質の良いオリーブ油やこめ油その他)を毎日摂取する
・たんぱく質の多い食事(お豆腐、納豆、お魚、お肉などをバランスよく)
・ビタミンミネラルを意識
・野菜やキノコ類
ストレス対策をする
・睡眠時間を確保する、とにかく寝る
・ストレス源から離れる時間を作る
・休みを堂々ととる
・軽い運動をする
・自律神経をリラックス 音楽・ヨガ・呼吸
・笑う これ結構大切です。
これらの基本に「腸内環境」があるといわれておりますので
更年期対策にもお通じをどうするか・・・整腸剤(善玉菌)、繊維、水分などもこつこつと。
実は、治療に一番大切なのは 腸活!!!と私は思っております。
面倒に思わず、できることを少しづつすると良いと思います。
オーソモレキュラーの治療では さらに
卵巣~のところに書いたものの他
マルチビタミンミネラル、プロバイオ(腸内環境が基本)、ω‐3系脂肪酸(DHA、EPA)、マグネシウム、カルシウム、ビタミンD、ナイアシン、ビタミンC、亜鉛、ビタミンBなどを補助的に摂取または CやB、その他点滴などをすることもあります。
お出汁(スープ)、睡眠ってじわじわとでも確実に効きますので
呆れず諦めずに継続してください。
写真のバラはインスタにも載せたのですが
患者さまが昨年生花でくださって、ただ植木鉢にさして見守っていたら
なーんとたくさん咲いたのです!
感激です、バラって難しいと聞いていましたし。
私は、植物育てるのがとーーーっても下手くそで有名だったのです(ポトスも全滅させる)。
ですがコツコツと試行錯誤しながら、お上手な方に聞いたりしながら、金のなる木とクローバーとさつきとこのバラは咲いてくれました~。
肥料などは結構テキトーなのですが、時間があれば見守る(見回りする)、雑草や変な虫がいないか見てる程度でも
継続すると、植物は答えてくれるみたいです。
(でも昨年、サツマイモを植えたのに全滅しましたが・・・)
それではまた。
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